2018年11月30日更新平成29 年における監督指導の実施状況 (山梨労働局)

 山梨労働局は、平成29 年において管内の全労働基準監督署が実施した定期監督等の実施結果を発表しました。

【結果概要】
1  平成29 年1 月から12 月までの間に、山梨労働局管内の全労働基準監督署で計1,439 事業場に定期監督等を
 実施し、労働基準関係法令等に係る何らかの違反が認められたのは、956 事業場であり、違反率は66.4%でし
 た。
  業種別の違反率は、「接客娯楽業」が最も高く84.1%でした。次いで「製造業」の82.0%、「商業」の
 78.4%でした。
  監督を実施した件数は、建設業が705 件で最も多く、そのうち379 件(53.8%)で法令違反が認められまし
 た。以下、製造業が266 件(法令違反が認められたもの218 件(82.0%))、商業が134 件(同105 件(78.
 4%))でした。
2  法令違反の主な内訳は、労働基準法違反については、労働時間の326 件(22.7%)、労働条件の明示の199
 件(13.8%)、割増賃金の186 件(12.9%)でした。労働安全衛生法違反については、安全衛生基準(安衛法
 20 条~25 条)が301 件(20.9%)、健康診断が184 件(12.8%)でした。
  業種別の法令違反の内訳としては、建設業では安全衛生基準に関するものが最も多く219 件でした。製造
 業・商業及び接客娯楽業では労働時間に関するものが最も多く、製造業が117 件、商業が58 件、接客娯楽業
 が42件でした。

 詳細はこちら(労働局発表資料)