2019年04月24日更新「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」の改訂について

 厚生労働省が、「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」について、平成31年3月改訂版を公表しました。
 従来の「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」から名称を変更したほか、
「治療と仕事の両立に関する支援制度・機関」の情報更新、「企業・医療機関連携マニュアル」の分冊
化、事例編等の充実化が図られています。
 従来からの変更点の詳細は以下のとおりです。

1 ガイドライン
 <改定内容>
   ○ガイドラインの名称変更
    新 「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」
    旧 「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」
   ○「治療と仕事の両立支援に関する支援制度・機関」の更新
   ○「企業・医療機関連携マニュアル」を分冊化

2 企業・医療機関連携マニュアル
   治療と仕事の両立支援のため、企業と医療機関が情報のやりとりを行う際の参考となるよう、ガイ
  ドライン掲載の様式例(ガイドライン「様式例集」)に沿って各様式例の作成のポイントを示すも
  の。
 <改定内容>
   ○解説編:(2)主治医意見書の作成及び(3)両立支援プラン/職場復帰支援プランの作成解説ページ
        に、診療報酬に関する記載を追記
   ○事例編:脳卒中(4事例)及び肝疾患(3事例)を追加