2021年07月26日更新「地域産業保健センター・健康相談」ケアガーデン風間様にお邪魔しました。
今回の紹介は、「ケアガーデン風間」さんです。
毎年、地域産業保健センターの「定期健康診断結果についての医師の意見聴取」をご利用いただいておりますが、今回は産業医からの意見を踏まえて、個別の労働者への「保健師による保健指導・健康相談」を併せてご利用いただきました。管理者の佐野様に、地域産業保健センターのサービス利用について伺いました。
【会社の紹介】
株式会社 ケアガーデン風間
労働者数は33名
デイサービス・ショートステイを運営しています。
・介護こそがサービスの原点
・「ケアガーデン風間」はお客様から選ばれる最良のサービスを目指す
・「ケアガーデン風間」はお客様が「また来たい」と思う場所を目指す
を運営ビジョンとして介護保険サービスを提供しています。
【今回のサービス利用の経過】
新型コロナウイルスが流行し、世の中が非常に不安な状況の中、介護に関わる職員は施設を利用する高齢者の方に安心・安全に利用して頂くために、日々常に緊張した状況の中、業務を行っております。
当施設では、定期健康診断を行っておりますが、現在は受診をして結果を確認するだけで、有所見者には受診を促すものの、職員は自分の健康状態について説明を受ける機会はなく、結果についてどう対応したらよいのか不安なまま業務を行うことにもなり、ストレスを感じている人もいました。
そこで、健康について、気軽に相談できる環境があればと探していたところ、産業保健センターで、事業場に保健師が訪問するサービがあることを知り、早速申し込みさせて頂きました。
【職場の健康について日ごろ感じている事】
介護の仕事は、夜勤勤務や時差出勤と変則勤務の仕事であり生活のリズムが一定でない事で食事や睡眠など不規則になりやすいこと、また長期休暇が取りにくい環境でもあることから、ゆっくり体を休める機会が少ないことを日頃より感じています。また、対人の仕事であり、精神的なストレスも非常に多い事から、心の健康管理も重要な職種だと思います。
職員の心身の健康は、ご利用者(要介護高齢者)様に質の高いケアを提供するために重要ですが、事業所もそれほど大きくない事から、社内に健康支援部署がなく、職員と健診結果や日ごろの健康管理について、ゆっくり話す機会はなく、職員の自己管理に頼っている部分も大きいと感じています。
【健康相談を利用した感想】
保健師の小川さんに、職員一人、一人丁寧に面談を行って頂き、健康診断上の問題はもちろん、メンタル面についても気軽に相談にのってくれた事、仕事をする上での職場の環境等についても相談にのってくれた事で、職員からは「スッキリした」「安心した」との感想があり、健康相談の機会を作って良かったと思っております。今後は職場の環境面等も改善できるところは積極的に改善していき、職員が健康で元気に働き続けることができるよう、管理者として努力していきたいと思います。
人手不足が続いている介護業界ですが、職員一人、一人が、健康で仕事もプライベートも充実した生活が送れるよう、今後も産業保健センターに当施設の「保健室」として支援をお願いできればと思っております。宜しくお願い致します。
- 管理者
佐野剛英(社会福祉主事)
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